急性虫垂炎(盲腸)を薬で散らすとは、どんな治療をするのでしょうか?
急性虫垂炎を薬で散らすことも、多くなってきました。
外科医の院長松下が、虫垂炎を薬で散らすことについて解説します。
急性虫垂炎(盲腸)を薬で散らすとは?
急性虫垂炎(盲腸)を薬で散らすとは、虫垂炎を抗菌薬(細菌をやっつける薬)で治すということです。
穿孔していない虫垂炎は、薬で散らすと90%治すことができます(10%は悪化し手術が必要となります)。
通常は2〜5日程度、点滴で抗菌薬を投与し、その後内服に変更することが多いです。
炎症が強いと点滴治療に1週間以上かかることや、炎症が軽いと入院しないで内服で治ってしまう場合もあります。
抗菌薬が効いてくると、お腹の痛みが和らいできます。
熱や腹痛の症状、腹部の診察所見、血液検査などの経過を診ながら、主治医が治療内容や期間を判断します。
虫垂炎(盲腸)を薬で散らす期間は?
通常は2〜5日程度、点滴で抗菌薬を投与し、その後内服に変更することが多いです。
炎症が強いと点滴治療に1週間以上かかることや、炎症が軽いと入院しないで内服で治ってしまう場合もあります。
抗菌薬が効いてくると、お腹の痛みが和らいできます。
熱や腹痛の症状、腹部の診察所見、血液検査などの経過を見て、治療変更のタイミングは医師が判断します。
2023.01.20
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